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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第57章 *合宿スタート*





エース『やべぇ、ますます意味分からねぇ』


デュース『やっぱりポムフィオーレ寮生って変わってるな..』


エペル『僕もポムフィオーレ寮生だけど、ちょっとよく分からない..かな?』


グリム『それじゃあオレ様たちがお手上げでも当然なんだゾ』


ルーク『ふふふ。君達にもいつか分かる日が来るはずだよ。目も眩むほどの美しさで人生を明るく照らしてくれる..そんな存在に出会ったときにね』




ユウ『僕はもう会っちゃってるかも..』


『え..誰?誰なの?』


ユウ『秘密..』


教えて、と言わんばかりに前のめりに聞いてくるレイラの髪をサラリと一撫ですると、唇に人差し指をあててイタズラっぽく微笑んだ


『むぅ..』


ユウ『可愛いね、レイラは』


エース『ちょーいそこー。イチャつくな~』


デュース『少し目を離しただけで、すぐ二人の世界に入るからな』


エース『レイラ~、今日オレの部屋来いよぉ。そんで癒して』


デュース『エースと二人きりじゃ変なことされるのがオチだ。レイラ、僕の部屋に来るといいぞ』


エース『はあ?お前だって手出すだろうが』


デュース『僕はお前と違ってそういうことばかり考えてる訳じゃない』



火花でも散りそうなぐらいバチバチと睨み合う両者を無言で見つめていたレイラだったが、"う~ん"と小さく唸った後にそっと首を横に振った


『今日はユウと寝る』


エース『え~』


ユウ『よっし!!』


『でも明日からは誰かのお部屋に行く、かも。誰のとこに行くかは..お楽しみ』


カリム『それはオレらも候補に入ってるのか?』


『ん。カリムさんもジャミさんも入ってる』


ジャミル『期待しておくよ』





ルーク『ご覧、ムシュー・姫林檎。兎の君を見つめる彼らの瞳を』


エペル『え..と..みんな、あの子のことが凄い好きなんだな..って』


ルーク『そう。彼らの心は完全に彼女へと捧げられている。その視線や言葉は愛に溢れ、触れる手はまるで壊れものを扱うかのよう。


それは素晴らしくもあり、恐ろしくもあるのだけれど..』


エペル『??』


ルーク『とても罪な女性だね。兎の君...』






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