第51章 *閑話カームデイ9 ~オクタ+ユウ~*
ホリデー明けです。フロイドの主人公への渾名をここから変えていこうと思います。フロイドとユウくんに頑張ってもらいましょう
注意・話の流れがが無理矢理感半端ないので御了承ください
オンボロ寮・談話室
フロイド『ねぇ~小エビちゃん』
フロイドは談話室のソファーにだらりと横たわりながら、話しかけたユウの方を見ることなくおもむろに口を開いた
ユウ『なんです?いきなりなんの連絡もなしに寮のドア蹴破って不法侵入したフロイド先輩』
一方、この寮の監督生であるユウは、自由に振る舞うフロイドを慣れた様子で見つめながら椅子に腰かけていた
フロイド『"クリオネちゃん"ってどう思う?』
ユウ『不法侵入の件は無視ですか..まあ、いいですけど。レイラのことは死ぬほど可愛い子だと思ってますよ』
フロイド『それは当たり前じゃん。そうじゃなくて、"クリオネちゃん"って名前について』
ユウ『そっちですか。可愛くて良いんじゃないですか?クリオネって"流氷の天使"でしょ。あの子にピッタリだと思いますよ』
フロイド『オレもそう思ってたんだけどねぇ..最近見てたらクリオネっぽくないなって。それに、あの子よりもクリオネっぽい子いたなぁって思い出してさ』
ユウ『つまり、レイラの新しい渾名をつけようと?』
フロイド『そうそう~。小エビちゃんだったら、あの子にどんな渾名つける?』
ユウ『そうですね..レイラっぽい海の生き物かぁ』
ユウはスマホを開きながら"う~ん"と唸りながら、レイラに合う生き物を探し始めた
フロイド『そういえば、今日はあの子いないわけ?』
ユウ『今日は用事があるとかで出掛けていきましたよ。グリムはエースたちのところに遊びに行ったし』
フロイド『小エビちゃんは行かねぇの?』
ユウ『行こうとしたときどこかの誰かさんが押し掛けてきたもんだから行けなくなったんですよ』
フロイド『あはぁ♪可哀想な小エビちゃん』
ユウ『はぁ..誰のせいだと..』
重くため息をつくと、その様子にフロイドはケラケラと笑うだけで申し訳なさは一滴も感じられなかった