第50章 *閑話カームデイ8 ~トレイ~* 注:裏表現
トレイ『..あぁ..お前に俺を感じてほしくて、な..(いつもあいつらばかりで..焦ってた..)』
頭をかきながら視線を逸らすと、レイラの指がそっとトレイの腕をツンとつついた
トレイ『ん?』
『..いっぱい、感じたよ//トレイさんのこと..』
真っ赤になりながら潤んだ上目で見つめられ、トレイは余りの可愛さに思わず真顔になると、レイラの肩を掴んでベッドに押し倒した
『ゃっ..//ま、待って..もう..』
トレイ『...分かってる。分かってるが、あまり俺を煽ってくれるなよ』
困ったように笑うと、瞼にキスを落として優しく抱きしめた
『ぅぅ...今日のトレイさん、ちょっといじわるで強引だった..//』
トレイ『優しいお兄さんとでも思ってたか?』
『ん..』
トレイ『それは間違いだな。本当の..いや、お前の前での俺はこんな男だよ』
『..それでもトレイさんのことは好き』
トレイ『ありがとな。俺もさっきみたいないやらしいレイラも好きだぞ』
『ぁぅ..//こ、今度は優しくして...』
トレイ『考えとくよ。って"今度"は?そうか..また抱いても良いんだな』
『ぅ..//いい、よ..トレイさんと気持ちいいこと、またしたい..//』
トレイ『はぁ...参ったな..』
些細な言葉にも煽られ、トレイは片手で頭を押さえてため息をついた
『トレイさん』
トレイ『どうした?』
『好き』
トレイ『...俺も好きだよ。他のやつには負けないからな』
『ユウ』
ユウ『あ、レイラ!迎えに来たよ。じゃあ帰ろっか』
『ん。トレイさん、またね』
トレイ『ああ、またな。っとその前に..ちょっといいか、ユウ』
ユウ『はい?』
トレイ『ちょっと激しくしすぎたみたいだから、ゆっくり休ませてやってくれ』
ユウ『はい.....え"っ!?は!?まさか..』
トレイ『~♪俺は負けないから。じゃあな』
ユウ『はああああああ!?!?!?』
ユウの絶叫がハーツラビュルの空を割れんばかりに響き渡った
fin
なんかトレイって焦らすの好きそうだなと思った次第です