第50章 *閑話カームデイ8 ~トレイ~* 注:裏表現
トレイさんに言われるまま、持ってたお皿を渡して手を洗って、近くの椅子に座ろうと足を踏み出した
でも...
『っ...ぁ..//』
ゾワゾワした感覚が一気に駆け上がってきて、足がガクガク震えだして立ってられなくなって、その場に座り込んじゃった
トレイ『レイラ、大丈夫か!?』
慌ててトレイさんが残りを片付けて駆け寄ってきてくれた
トレイ『熱がある..風邪か?いや、そんな様子には見えなかった』
『はぁ..はぁ..//だ..め..はな、れて..//だいじょぶ..だ、から..』
トレイ『そんなツラそうにしてるお前を見て離れるわけないだろ。とにかく保健室に連れていくから』
心配そうな目で見てくるトレイさん。優しい..でもダメ..
頭の中、気持ちいいことしたいって思いでいっぱいなの..
目の前のトレイさんにキスしたい..抱きつきたい..その手で触られていっぱい気持ちよくされたい..
ダメ...迷惑かけちゃう...
でも...したい...
『トレイ..さ..//』
トレイ『安心しろ、すぐに連れていって...っん..』
我慢できなくて、トレイさんのネクタイを引っ張ってキスをした
トレイ『っは..待てレイラ、どうし...ん..』
『ん...//』
肩を掴んで引き離すトレイさんを無視して、今度は首に腕を回して離れないようにしてまたキスをした
キスに夢中で顔は見えないけど、凄く焦ってるのだけは分かった
ごめん...ごめん、トレイさん...