第50章 *閑話カームデイ8 ~トレイ~* 注:裏表現
その後、三人は紅茶啜りながら、できたてのイチゴタルトを囲んで仲良く談笑したり、日頃の愚痴を少し溢しながらも、穏やかな時間を過ごした
タルトを頬張る度に嬉しそうに頬を緩めるリドルに、二人は顔を見合わせて笑い合った
リドル『ごちそうさま。とても美味しかったよ』
『良かった..』
トレイ『ご機嫌な顔になったな、リドル。さっきまで難しい顔で書類と睨み合ってたから心配だったが』
リドル『..どうもホリデー明けは面倒なことばかりの処理が多くて。でも、二人がタルトを作って休憩させてくれたから、また頑張れるよ』
そう言ってリドルはレイラの頭を撫でながら優しい笑みで二人を見つめた
『~♪喜んでもらえて良かった』
トレイ『じゃ、俺達は片付けもあるしそろそろ行こうか』
『ん』
リドル『改めてありがとう。トレイ、暫くの間寮を頼むよ。レイラ、今度またうちに遊びに来ると良い』
トレイ『分かったよ』
『お言葉に甘えて..またね、リドルさん。頑張って』
リドルに手を振りながら、レイラはトレイと手を繋いで部屋を出ていった
リドル『さて..早く終わらせて彼女へのおもてなしを考えないと..』
〔レイラ〕
どうしよう...
トレイ『手伝ってくれてありがとな。おかげで早く仕上げてリドルの所に持っていくことができたよ』
『ん..』
後片づけのお皿洗いをトレイさんとしてるけど..
トレイ『でも俺のところにいて良かったのか?他に用事があったとか..』
『..ううん..特に..ない』
身体が..変..
中がゾワゾワして、熱くなってきた...
やな予感がする..もしかして..また..
トレイ『そうか。ならいいが...って、大丈夫か?顔真っ赤だぞ?』
『ん..大、丈夫...//』
また.."発情"しちゃってる...
どうしよう...
『っ..はぁ...///』
トレイ『大丈夫じゃないだろ。息もあがってる...ほら、その皿こっちに渡してそこの椅子に座ってていいぞ』