第49章 *再会シーク*
オクタヴィネル寮・モストロ・ラウンジ
『ん..ぁ..んふふ..くすぐったい..』
身をよじればよじるほど長い腕に絡め取られ、熱い唇が首筋を掠め、柔らかい皮膚にギザギザの歯が立てられては噛みつかれる
不埒な指先が服の上からゆっくり身体をなぞり、その度に快楽が背中を駆け巡る
『んぁっ..フロさ..噛まないで..ジェイさ..えっちな触り方しないで..//』
フロイド『クリオネちゃんが一番にオレらのとこ来てくれないのが悪いんでしょ』
ジェイド『フロイドの言うとおりです。僕らは待っていたのに、貴女は彼らの所ばかり。とても寂しかったんですよ?』
『ん..ごめんね』
後ろからはフロイドに抱き締められ、前からはジェイドが前のめりになって触れてくるという、逃げ場のない状況にレイラは戸惑いながらも、2人が甘えてきてくれることに愛おしさを感じずにはいられなかった
アズール『2人とも、そろそろ変わってください。僕も彼女を堪能したいんですから』
ミルクティーを淹れて持ってきたアズールは、甘い雰囲気の3人に羨ましそうに顔をしかめながら、カップをテーブルに置いて近づいてきた
『アズさ..ぇ..んぅっ..//』
ジェイド『ん....』
アズールへと顔を向けた瞬間、頬に手を添えたジェイドに顔を戻され、噛みつくようなキスで口を塞がれる
『んぁ..っ..ふ..んんっ..//』
ジェイド『ん..ふふ..甘くて病みつきになりそうです』
フロイド『ジェイドずりぃ。オレともチューしよ?クリオネちゃん♪』
『んっ...ぁ...はぁ..//』
フロイド『~♪』
ジェイドが口を離した瞬間、後ろから顔を横に向けさせられてはまたキスをされる
息もつかせないほどの連続キスに少し苦しげにしていると、アズールの盛大なため息が横から聞こえた
アズール『お前たち..早く彼女から離れろ』
フロイド『アズールちょー怒ってる』
ジェイド『おやおや。仕方ありませんね、そろそろ譲ってあげましょうかフロイド』
フロイド『はいは~い』
今にも駄々をこねそうなアズールに意味深な笑みを浮かべると、2人はレイラを離してソファーから立ち上がった