第47章 *君臨エンプレス*
レイラの部屋
夜寝る前、レイラは一人自室でユウ達に連絡をいれていた
エース『レイラ今日はご機嫌じゃん。昨日はめっちゃしょげてたのに』
デュース『だが元気になったみたいで本当に良かった。あの後、みんなで酷く心配してたんだ』
ユウ『アズール先輩たちにも電話したみたいだね。心配してオンボロ寮まで来て、何があったんだって聞いてきたんだよ』
グリム『ノックもなしにいきなり押し掛けてきたから、すげぇビックリしたんだゾ』
『そっか...アズさんたちも心配してくれたんだ。後で、大丈夫だよって電話しないと。ユウ達も心配かけてごめんね?もう大丈夫だから』
エース『帰ってきたらちゃんと話してもらうからな。それと..いっぱい抱き締めさせろよ』
デュース『僕たちそろそろレイラ不足で我慢できなくなってきたんだ。今すぐにでも触れたくて仕方ない』
『エース、デュース..』
ユウ『レイラ、僕も早く会って触れたいな。じゃないと...ぶっ壊れそう..』
『え』
グリム『安心しろ。お前はもうぶっ壊れてるんだゾ』
ユウ『うあ~~~~...』
エース『人間の言語喋ってくんね?てなわけでユウもこんなんだし、帰ってきたら真っ先になんとかしてやって』
『分かった。一番にギュッてするから..ユウ、待っててね』
ユウ『うん...』
『それじゃあ今日はもうおやすみするね』
エース『そうね。明日も何かあるっぽいらしいし、ゆっくり休めよ』
デュース『僕たちも寮に帰って寝るとしようか』
ユウ『じゃあ、みんなおやすみ。夜更かししちゃダメだよ』
『『保護者か』』
『んふふ..おやすみ』
[ウサギちゃン...]
『ノア...?』
[ユニーク魔法を使う気かイ?]
『ん。ずっとないと思ってたけど、あるなら使いこなしたい。ノア、どうしてユニーク魔法について何も言ってくれなかったの?』
[...とても危ないからサ。使い方やコントロールを誤れば、大変なことになル]
『それってどういう..』
[..全てを喰らう闇のウサギ。心を強く持つことだヨ]