第45章 *ホリデー後半編~黒の先導者~帰郷ホームタウン*
追記
アデライト・ルーファス
レイラと同じく黒兎の血を持つ、黒髪赤目の老齢の女性。老齢といっても杖をついたりせず、一人でサクサク歩けるほどご健康
月兎の里・暁の社に住んでいて、里の先導者・神として崇められのんびりと過ごしている
若い頃は世界を飛び回り様々な出会いを繰り返して、老後は故郷である月兎の里に戻ってきた
リリアとは昔、会ったことがあるようで..?
魔法の扱いに長け、知識も豊富で里の人間を始め多くの人間たちを導いてきた
月兎の里
兎の獣人のみが住まう秘境の里。小高い丘に広がり、自然が豊かな田舎風だが、ところどころ都会的な建物もある
丘の眼下には未来都市のような都会が広がり、買い物は主にそこで買いにいく(自給自足しているところも多い)。ディオンも含め、働きに出ているものもいる
都会からは里の姿は見えず、また地図や資料にも殆ど載っていない。特殊な幻影魔法と外部からの魔法を打ち消す魔法などが組み込まれ、里を探し出すことはできない
また探知も出来ないため、秘境の里として存在している。(里の入口が森の中なので余計に分かりづらい)
それらは全てアデライト含む黒兎を守るために昔に施された魔法結界で、兎の獣人のみが出入りできる
ただし、里の人間から招かれた者はその時だけ出入りが出来るようになる
ちなみに、ディオンや他の働きに出ているものは、里以外の場所に空き家を所有しており、そこを住所として登録している