• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第43章 *空漠オーバーロード*






アズール『成る程、それを発動出来れば勝機はある、と..』


『ん。アズさんの時は間に合わなかったけど、今度こそ成功させてみせる』


アズール『分かりました。では向こうにいるカリムさんたちにも伝えないといけませんね。レイラさん、防御魔法は使えますか?』


『できるよ。それをどうするの?』


アズール『バラバラに隠れている彼ら1人ずつに話していては時間がありません。なので、今から彼らに中央に集まってもらいます。当然ジャミルさんは攻撃してきますが、そこで貴女の防御魔法で僕らを包んでください』


『そこでみんなに一気に伝える』


アズール『ええ。僕は中の音を遮断する防音魔法をかけます。それでジャミルさんには伝わらないでしょう。できますか..?』


『勿論』


アズール『よろしい。では、いきますよ』


コクンと頷くと、アズールは他の柱に隠れるカリムたちへ向けて声を張り上げた


アズール『みなさん!全員今から中央に集まってください!』


『『『!!??』』』


全員がアズールの声に反応した瞬間、アズールとレイラは一斉に走りだし、同時に防御魔法を展開しながら中央へと向かっていく


それを見たカリムたちもそれぞれ走りだし、二人の元へと合流した


ジャミル『何をするか知らないが、一塊になったなら調度いい!全員まとめて始末してやる!!』


魔人の閃光が集中的に降り注いでいく。だがレイラの防御魔法が全員を包み込んで何とか攻撃を受け流す



『っ..ぅ..』


アズール『ジェイド、フロイド、彼女の手助けを』


『『はい/は~い』』


リーチ兄弟も防御魔法を展開したことで、レイラの負担が幾分か減り始める


『ジェイさん、フロさん、ありがと』


カリム『で、何だいきなり集まれって。何か作戦でもあるのか?』


アズール『はい。今、防音魔法もかけているので、これを彼に聞かれることはありません。では、作戦をお伝えしますよ..』





/ 1858ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp