第6章 *不本意トラベル*
『っあ...///っ....んっ...///』
さすがに抵抗しようとオレの肩に両手を置いて押し返そうとしてるけど、全然力入ってねぇよ...
逃げる舌を追いかけるように絡め、時折軽く吸えば甘い声が聞こえて身体中が熱くなる
ついでに片足をコイツの足の間に割り入れて、更に密着させると、分かりやすくまた体を震わせた
『んっ....ふっ...ぅ...///』
エース『ん...はっ...』
やべぇ...マジで止まんねぇ...
いつの間にか押し返そうとした手はオレの服をギュッと握ってて、それが更にオレを煽る
だけどこのまましてたら、理性も持たねぇし、なんなら今すぐにでも服に手かけそうだ...だから、もう離れねぇと
必死に自分を繋ぎ止めて今度こそ口を離すと、銀色の糸がオレたちを繋いですぐにプツッと消えた
エース『はぁ...はぁ...分かったか?勘違いしたやつは...オマエにこんなことしてくるかもしれねぇんだぞ?っ///』
なんつー顔してんだよ...///
目を潤ませて赤くなって息を荒くして、半開きの口からは僅かに飲み込めなかった唾液が伝って....完全に欲情した"女"の顔になっていた
『っはぁ...っ...はあっ...///え..えーす...』
若干おぼつかない声でオレの名前を呼ぶレイラ。クソッ...すげぇエロい...っ///!
エース『これに懲りたら自重しろ...こんな事されんの嫌だろ?』
『ん...知らない人は...や...』
でも、と言葉を繋げてオレに抱きつく
『エースとだったから...今は...やじゃなかった...』
本気で襲ってやろうかこの野郎....
理性をぶち切ってくる言葉...だけどオレは必死に耐えるだけ耐えた
エース『....デュースやユウが同じ事したいとか、してきたら?』
『....二人がいいなら...別に良いよ?好き、だから』
あ"ぁぁぁぁぁぁ!!なんも分かってねぇよホント!!!
思わず頭を抱えそうな程に分かってねぇ。ダメだ...コイツには言ったところで完全には理解しねぇ