第36章 *閑話カームデイ7 ~アズール~* 注:裏表現
ねだられるままにキスをしながらグンと突き上げると、くぐもった声と中の締まりでイったことが分かった
僕も耐えきれずに中で果てて、熱い飛沫を彼女の中に注ぎ込んだ
『はぁっ..//ん..きもち..//』
アズール『は..とても良かったですよ..』
『アズさん..ギュッてして』
アズール『..ふふ、分かりました』
彼女の横に寝転びながら優しく抱き締めると、互いのまだ速い鼓動が肌を通して伝わってきてそれがとても心地よい
『あったかい..』
アズール『..はぁ..ダメですね。この匂いを嗅いでいたらまた抱きたくなってしまう』
『いいよ..?』
アズール『っ..疲れたでしょう?貴女に無理はさせられません』
『..優しいね、アズさん』
アズール『僕は自分の欲だけで動いて、相手に迷惑をかけるようなことはしない主義なので』
『...ふふ..』
アズール『何ですその笑いは。嘘をついているとでも?』
『あはは..うん、ついてないよ。アズさんは優しい..大好き』
愛らしい笑みで僕を見つめる彼女にまた愛おしさがこみ上げる
アズール『僕も貴女が好きです。優しくて、可愛くて、強い貴女が大好きです。..ではもう一度シャワーで軽く体を流しに行きましょう。レイラさんはお疲れでしょうからどうぞそのままに..僕が責任をもって運ぶので』
そう言って彼女を横抱きにすると、体を清めるために再びシャワー室へと二人で入っていった
『ん..』
アズール『やはり酷く疲れさせてしまいましたね。時間もこんなに遅くなってしまった。どうぞ、ゆっくり休んでください』
ベッドの中で眠そうに重い瞼を閉じかけるレイラさんを優しく撫でながら囁くように語りかけると、眠気と戦いながら彼女は僕に顔を近づける
『おやすみのキス..して?』
アズール『はい..』
そっと口づけると満足したように笑い、僕の胸に顔を埋めて小さく"おやすみ"と一言告げると、5分も経たないうちに寝息をたて始めた
まったく、どこまでも可愛い人だ..それが僕をいつまでも惹き付ける
どうやら僕の中の彼女への想いは留まることを知らないようだ
レイラさん、僕は貴女だけを愛してます..