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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第36章 *閑話カームデイ7 ~アズール~* 注:裏表現





アズール『ずっと伝えようと思っていたんですが、臆病が働いて言えずにいました。だったらいっそのこと契約を介してでも手にいれようと..浅はかでしたね』


『そこまで想ってくれてたなんて気がつかなかった..ね、アズさん..顔見たいな』


アズール『ダ、ダメです..今の僕は貴女に見せられる顔では..っ、ちょっと..!』


今にも泣きそうな顔を見られないように彼女を抱き締めて髪に顔を埋めていたのに、突然何かに腕を開かされその隙に正面から覗きこまれてしまった


ウゾウゾとしたものが一瞬見えたが、あれは恐らく彼女の得意な闇の手を出す魔法。まったく..厄介なものです


『ふふ..アズさん泣きそう..』


アズール『っ..見ないでください//』


『可愛い..』


そう言って彼女は僕に抱きつき、背中に腕を回してきた。ふわりと香る甘い匂いに鼓動が高鳴る


アズール『男に可愛いと言うなってユウさんに教えられませんでしたか?』


『言われてないよ。アズさんは可愛い..でもカッコいい』


ふにゃっと柔らかい笑みを浮かべて僕の胸に擦り寄る彼女にドキドキしていると、口元で揺れるウサギ耳が気になり、悪戯心が芽生えた僕はそっと食むように口に咥えた


『ひっ..//!』


アズール『どうしました?もしかしてここを弄られるのがお好きですか?』


『ちが..っ..ひゃっ..//!ゃ..ぁ..//』


食みながら時折縁に沿って舌を這わせると、面白いほどに体をビクッとさせて甘い声をあげる


アズール『可愛い声を出すんですね。顔、見せてください』


『だめ..見ないで..//っぁ..』


アズール『さっきのお返しですよ..っ..』


胸に顔を埋めて見られないようにしようとする彼女の頬に手を添えて強引に上げさせると、耳を弄っただけなのにもうとろけた表情に仕上がっていた


アズール『っ..//!なんて顔をしてるんですか..』


『だって..//んぅっ..ん..ぁっ..//』


アズール『ん..っ..』


誘うような表情に我慢できずに貪るようなキスをしてしまった。次第に彼女から力が抜けていくのを確認すると、一度口を離し横抱きにしてベッドの上に寝かせて逃がさないように僕自身も乗り上げて覆い被さり、再びその口を塞いだ


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