第35章 *閑話カームデイ6 ~ラギー~* 注:裏表現
3章後です
ある日の休日
ハーツラビュル寮
ユウ『うぉぉおおぉぉぉぉぉぉ~~っ!!!!(泣)』
エース『なになになに!?怖い怖い!!』
デュース『どうしたユウ!?いきなりうちに来て泣きわめくなんて』
突然のユウの訪問と出迎えた二人に抱きついて泣き崩れ始めたことに、エーデュースコンビは状況が飲み込めずに困惑していた
エース『ちょ、ほんとどうしたわけ!?最近お前情緒不安定過ぎね!?』
デュース『とにかく落ち着け..な?』
ユウ『う"ん"....っ...ずびっ!』
エース『とりあえず鼻かんでこい』
ハーツラビュル寮・談話室
トレイ『ほら、これでも飲んで落ち着け』
ユウ『ずみまぜん..トレイ先輩...』
二人はとりあえずユウを落ち着かせるために談話室に連れていくと、ちょうど居合わせたトレイと出くわし、そんな彼が気を利かせて淹れてくれた紅茶を一口飲むと、ようやく泣き止んだ
エース『それで?何があったわけ?』
デュース『お前がそんな風に泣きわめくなんて、もしかしてレイラ関連か?』
トレイ『そういえば今日は一緒じゃないのか?いつもくっついてるだろ?』
ユウ『今はグリムと一緒に寮にいます..僕、レイラに嫌われた..』
『『『ええええっ!?!?』』』
エース『そんなことある?悔しいけど、ユウが一番あいつに信頼されてんじゃん』
デュース『一体何をしたらそんな...』
ユウ『.....』
トレイ『ゆっくりでいいから、言ってみろ』
ポンと優しく肩を叩きそっと促すと、ユウは小さく頷いて口を開いた
ユウ『....った』
エース『ん?』
ユウ『寝込みを..襲いました』
エース『バカだろお前』
ユウ『バカって何だよバカって!!』
デュース『ユウ..お前というやつは..』
ユウ『デュースまで..』
トレイ『まあまあ、落ち着け二人とも。それで?何でそんなことしたんだ?』
ユウ『実は..』