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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第30章 *出航ストラテジー*





エース『そっちの首尾、どうだった?』


グリム『写真はゲットした!楽勝だったんだゾ♪』


『エース』


エース『ん?なに?あ、オレの渾身の演技に見惚れちゃった?』


『通り越して引いちゃった』


エース『何で!?オレ頑張ったんだけど!?そのおかげで忍び込めたんだから寧ろ褒美ぐらいあったっていいじゃん!』


キスさせろ~!と迫るエースから逃れジャックの後ろに隠れる


エース『逃げんなよ~..オレ、今回お前不足なんだって..』


ユウ『まぁ、お仕置き兼ねてるからね』


エース『くそぅ...』


『エース、今回の事が終わったら..いっぱいしよ?』


ひょこっとジャックの後ろから顔を出して微笑むと、さっきまでの落ち込みから一変して勢いよく立ち上がる


エース『よし!早いとこ学園に戻ろうぜ!!』


デュース『単純なやつだな』


『デュースも、終わったらいっぱいしよ?』


デュース『すぐに戻るぞ!!この写真をアズールに叩きつけてやろう!』


ジャック『人の事言えてねぇな...っ、待て!』


『来た..』


ゴポッと何かが泳ぐ音と長い影が横切り、来るときは姿を見せなかったリーチ兄弟がユウ達の前に立ちはだかった


フロイド『あ~~~~いたぁ♥️小エビちゃんにクリオネちゃん』


ジェイド『ごきげんようみなさん。また性懲りもなく海の底へいらっしゃったのですね』


ジャック『出たな、ウツボ兄弟!』


『ジェイさん、フロさん、おはよ』


ジェイド『おはようございますレイラさん』


フロイド『おはよ~♪』


エース『呑気に挨拶してんな!』


ジェイド『どうやら写真を手に入れられたご様子』


フロイド『偉いねぇ。いい子いい子、でも..それ持って帰られると困るから、オレたちと日没まで追いかけっこしよっか♥️』


エース『やっぱ、そうくるよね~。こんな楽勝でクリアできるわけないと思った。オレらを日没まで追いかけ回してタイムアウトさせてから、ボコって写真も頂こうってんだろ?』


『二人ともえげつない..』


ジェイド『フフフ..最小限の手間で、最大限の利益を得る。それが、賢いビジネスというものですから』


長い尾ビレを揺らめかせ、ジェイドは牙をちらつかせる



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