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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第28章 *水中ビギナー*





レオナ『あぁ。ウチの学校は毎年ロイヤルソードアカデミーと戦う』


グリム『おお、聞いたことある名前なんだゾ!』


ラギー『ツイステッドワンダーランドにはいくつか魔法士養成学校があるんすけど、その中でもナイトレイヴンカレッジとロイヤルソードアカデミーは"二大魔法学校"って呼ばれるくらい名門なんす』


グリム『ロイヤルソードアカデミーってどんな学校なんだゾ?』


レオナ『キザったらしい優男ばっかりのお坊っちゃま学校だ』


小馬鹿にするように笑うと、それに便乗しラギーもシシシッ!と笑いながら、白の制服がやたらキラキラしていてダサいと嘲笑う


ジャック『でも、確か"学園対抗マジフト大会"ってナイトレイヴンカレッジが100年負け越してるんですよね』


ラギー『うぐっ..そ、それは..まだ負け越しは99回っす!今年は100年目の正直で絶対に勝ってやるんすから』


『学園対抗なら、チームは寮バラバラ?』


レオナ『そうだ。各寮からの選抜選手が学園代表としてチームを組む』


ユウ『うわぁ...個性の殴り合いが予想できる』


レオナ『去年はポジション決めで揉めて、試合前に乱闘騒ぎになった』


グリム『そうこなくっちゃ!やっぱ欲しいポジションは力で奪い取ってこそなんだゾ!オレ様も絶対に学園代表に選ばれてみせるんだゾ~!』


ラギー『ま、今のままだとオンボロ寮代表はレイラちゃんっすけどね~、シシシッ!』


グリム『ふな"っ!?おいレイラ!今日からオレ様たちは選抜選手をかけたライバルなんだゾ!』


『ん...負けないよ』


ジャック『選抜選手になって力を見せつけるためにも、やはり日頃から鍛練は欠かせないってことだな』


ラギー『学園対抗戦は、寮対抗戦よりもテレビ放映も視聴率も高いし、良いとこに就職できるチャンスなんすよ!』


レオナ『どうやって他人を蹴落として選抜選手の座を手にいれるか、今からよく考えておくことだな』


ユウ『学園対抗戦か...』


遠くない未来に来る学園対抗戦にユウ達は思いを馳せ、サバナクローでの朝練は終了した





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