第27章 *標的モニタリング*
ジャック『なんだ。12時近いし俺はもう眠いんだよ』
エース『ユウ達はサバナクローで寝るとして...
レイラっ!オマエはうちで寝ろ!!』
『『『はっ!?!?』』』
ユウ『ちょっとエース、何言ってるの?』
デュース『エースの言うとおりだ。ユウやグリムにはうちの狭い所では休まらないだろう』
エース『でもレイラは誰かの横で寝た方が安心するでしょ?ならオレの横で寝ても問題なし!』
デュース『エースじゃ寝ている間に何されるか分からないぞ。僕の隣で寝るといい』
ジャック『お前らな...』
『や』
エース『へ?なんて?』
『だから...や』
デュース『な、何故だレイラ!?』
『今回は二人のお仕置き...一緒には寝ない』
『『な、なにぃぃぃぃ!?!?』』
プイッとそっぽを向かれ、エーデュースコンビは本気でショックを受けてその場に崩れ落ちた
デュース『そんな...』
エース『マジか...』
『ジャック、いこ?』
ぐいぐいと手を引き、サバナクロー寮へと向かう姿にジャックはほんの少しだけ二人に同情した
ジャック『お前、たまに怖ぇな...』
『なにが?』
ジャック『いや、なんでも...』
ユウ『ま、反省しろってことだね。さてレオナ先輩、寮に入れてくれるかな?』
オクタヴィネル寮
ジェイド『ただいま戻りました。オンボロ寮の没取、完了しましたよアズール』
アズール『ご苦労様です二人とも。彼女は...まぁ予想はしていましたがやはり着いては来ませんでしたか』
フロイド『逃げられちゃったぁ』
アズール『分かっていたことなので良しとしますよ』
ジェイド『...元気がありませんねアズール』
アズール『仲間想いの彼女の事ですから、まんまと契約してくれるかと思ったんですがね...』
フロイド『クリオネちゃんゲット出来なかったねぇ。どうすんの?諦める?』
アズール『いいえ。どうせユウさん達との勝負には勝てる。その後、また提案すれば必ず彼女は食いつくでしょう』
ジェイド『そうなれば、彼女は晴れて僕たちのもの』
フロイド『楽しみだねぇ...あはぁ♪』