第25章 *閑話カームデイ4 ~エーデュース~* 注:裏表現
『デュース、荷物持ってくれてありがと。重くない?』
デュース『これぐらい余裕だ。それにこうして手を繋ぎたかったから、手を空けさせたかったんだ』
『嬉しい。何だか新鮮...いつもユウと一緒だから』
エース『寂しい?』
『ちょっと。でもエース達がいてくれるから平気』
エース『そっか。今日はずーっとオレらがいてやるから、安心しろよ』
『寝るときも?』
『『当然!』』
『でも三人で寝れるの?』
『『....』』
エース『おいデュース』
デュース『僕は譲らないからな』
エース『それはこっちのセリフ!』
デュース『なら公平にじゃんけんだ!』
ハーツラビュル寮
寮につくと、早速リドルさん達がお出迎えをしてくれた
リドル『よく来たねレイラ』
『リドルさん、今日1日お世話になります。これ手土産ね』
荷物と一緒に持ってもらってた箱を渡す
トレイ『律儀だな...』
リドル『ありがとう...中身は見ても?』
『いーよ。でも危ないから中で開けてほしいな』
リドル『分かったよ。とにかく談話室へ案内しよう』
ケイト『それで?デュースちゃんは何でそんな萎れてんの?』
エース『レイラの寝るベッド、オレかデュースのどっちかってことでじゃんけんしたらオレが勝った』
ケイト『あ~だからか...どんまい』
デュース『くそ...負けた...』
デュース、後でいっぱいナデナデとハグしてあげよう
ハーツラビュル寮・談話室
リドル『これは...タルトとキッシュ?』
談話室について改めて手土産を開けられる。そこにはホールじゃなくて片手で掴めるほどのタルトが人数分
『ホールじゃなくてごめんね?リドルさんはイチゴ。ケイさん甘いの苦手だからキッシュ。みんなの好みにしてたらこれが良いかなって』
ケイト『嘘~レイラちゃんオレのこと考えてくれたの?超嬉し~♪』
ありがと♪って抱きつかれる。やじゃないからされるがままにしてたけど、何故かトレイさん達の顔見た瞬間にサッと離れられた...なんで?
リドル『....わざわざ気を効かせてくれて本当にありがとう。これはまた後で皆で食べるとしよう』