第23章 *閑話カームデイ2 ~レオナ~* 注:裏表現
〔No side〕
『ん....』
レオナ『起きたか...?』
『レオさん...?私...っい...』
起き上がろうとすると鈍い痛みが腰と腹に同時に走り、余りの痛みに蹲るようにシーツに沈み込んだ
レオナ『大人しく寝てろ....悪い、無理をさせた』
腰を撫でながら心配そうに見つめるレオナは、先程までの欲情に満ちた表情とは別人だった
『痛いけど...でも...気持ち良かった...///レオさん、途中から優しくしてくれなかったけど...』
レオナの胸に寄り添いながら素直な気持ちを告げると、頭上で喉を鳴らして笑う声が聞こえる
レオナ『くくっ、お前が煽るような顔するからだろ...?』
『してないもん...』
ムッと膨れるレイラを腕に閉じ込めると、耳元でそっと囁く
レオナ『お前の身体...最高だったぜ?』
『んっ...身体、だけ...?』
レオナ『...ふっ...んなわけねぇだろ』
不満そうな声に思わず口角が上がり、宥めるように優しく髪に口づける
『あの気持ちいい事..するの大変なんだね...』
レオナ『最初はそりゃあそうだろ』
『慣れた方がいい?』
レオナ『...こういうのはな、そう誰でもいつでもやるもんじゃねぇんだよ。それに何度もしたら身体ぶっ壊すぞ...慣らすなら相手は俺にしろ』
『ユウ達とは...?』
レオナ『するな』
『即答...どうして?好きな人となら、しても...』
レオナ『俺が嫌なんだよ』
『ヤキモチ...?』
レオナ『悪いかよ』
『可愛い...』
レオナ『もう一回犯してやろうか』
『ゃ..//今日はもう..いい..』
髪から肩、胸へと不埒に滑る手を払い除ける
レオナ『"今日"は?何だ、またしたいのか?』
『ん..いっぱい気持ちよくなれたから..//』
レオナ『(コイツ...性欲強いのか?いや、余程今まで無縁な生活してたせいか..)ウサギは年中発情してるらしいからな...お前も自然と変態になっちまったのか?』
『変態、じゃないもん..//レオさんの方が..』
レオナ『その俺に犯されて気持ち良く喘いでたのは誰だ?』
『ぅっ...///』