第21章 *終曲サバナクロー*
ジャック『俺は...俺はアイツが呑気に笑ってくれりゃそれでいい。レイラが幸せになれるなら、』
レオナ『誰のものにもなっても構わねぇってか?』
ラギー『あーあ、そんなんじゃダメっすよジャックくん』
ジャック『だが、俺は自分の行動がアイツの負担になるのは...嫌だ』
レオナ『だからそれがダメだっつってんだよ』
ラギー『分かってないっすね~。オレらは獣人、一匹の雄っすよ?自然界じゃ気に入った雌は何がなんでも手に入れようとする気概がなきゃ、生き残れないっすよ?』
ジャック『っ....』
レオナ『まぁ勿論アイツに負担をかけるのは俺でも避ける。だがな、その狭間でも俺は全力を尽くしてアイツを仕留める』
ジャック『...もう少し、俺なりに考えてみるっす』
そう言うと、ジャックは二人に背を向け静かにその場を後にした
ラギー『その気がないなら最初から言う筈なのに、言わなかったって事は..気はあるんすね』
レオナ『腰が退けてるやつに負ける気は毛頭ねぇがな』
その日から、3つの寮では一人の少女を巡って若き魔法士達が火花を散らす恋の戦いが開幕した
fin
サバナ編やっと終わった...
まぁ完全にレオナちゃんルートまっしぐらっすけど許してください。ちゃんと逆ハーにはしますよ?でも推しだとどうしても気合いが...
さて、次からはオクタ編までの間に起こった日々を綴った短編&中編を書いていこうと思います!(オクタ推しのみなさんちょっと待っててください)
アンケートでも募集した裏夢の話やリクエストも入れていくので、しばらくお待ちください
零蘭