第111章 *幕間の章*
グリム『次こんなことあったら、その小っせぇ尻尾に火ぃつけてやるから覚悟するんだゾ』
『ん、それはやだ』
ゴーストA『おぉーーい。レイラ』
『!ゴーストさんたち!』
ゴーストA『お前さんが倒れたって聞いて心配してたんだよぉ?』
ゴーストB『全然帰ってこないから、もしかしたらワシらの仲間入りしてしまったんじゃないかってね。ひっひっひ』
ユウ『縁起でもないこと言わないでよぉ』
ゴーストC『とにかく無事に帰ってきてくれて良かった良かった。ほらほら3人とも、まずは中にお入りよ』
ゴーストA『あ、そうだ。レイラ』
『『『おかえり』』』
『!....んふふ。ただいま』
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オンボロ寮・談話室
ユウ『ーーーてなわけで、これからは定期的にみんなの魔力を分けてもらうってことになったけど......』
『ん。みんなには迷惑かけちゃう』
ユウ『なんで僕も参加できないんだよちくしょー!!!』
グリム『まだそれ言ってんのか』
ユウ『言いまくるよ!僕だって直接助けたかったのに、魔力がないから分けてあげるってことができない。それだけでも悔しくて腹立つのに..
なんなのあの治療法!?こんなの下心満載野郎どもにとってメリットしかないじゃん!合法的にイチャつける免罪符もらったようなもんじゃん!!』
ズルい!と本音をぶちまけ、グリムがドン引きしながらミルクを啜る中、レイラはカップを置きユウの肩に凭れ掛かるように体を傾けた
見上げる深紅の瞳は慰めるように穏やかな色を纏い、静かに繋がれた手は涙が出るほど温かく柔らかい
ユウ『..ごめん。これじゃあ僕も、みんなと同じでレイラとイチャイチャしたいだけみたいだ。でもね、それだけじゃないんだよ。君を助けたいって気持ちは勿論あるし、直接治療できなくても出来ることを見つけて少しでも力になればと思ってる。でも...』
『ん。ユウの気持ちは分かってる』
ユウ『っ、僕だって君が大好きなんだ。好きな子が、他のやつに抱かれてるなんて..嫌だよ』