第111章 *幕間の章*
『..ん、すぅ..すぅ..』
イデア『はぁ..可愛すぎんか?推しの生の寝顔をこんな間近で見ていいの?ふひひ、今日の難関クエストクリア報酬のレアスチルゲットっすわ』
天使みたいな寝顔、とかあるわけないでしょって思ってたけど、今、正に、目の前に!みたいなじゃなくて天使がいます!
か、隠し撮りしてもバレないよね?
学園に戻ればもう二度と拝めないだろうし、タブレットでこっそり撮影。うわっ、盗撮してニヤついてる拙者、傍から見たらドン引きからの通報ものですな。ま、ここ(嘆きの島)に警察機関は入ってこれないんですけど
イデア『冗談抜きで可愛すぎる。これを毎日浴びながらほぼ毎晩一緒に寝てるんでしょ?ケロッとしてるユウ氏のメンタルってどうなってんの?絶対、1週間に1回..いや、3日に1回は手を出したでしょ』
だって拙者みたいな陰キャの前でも、こんな無防備で寝ちゃうとか...危機管理能力皆無なんですが?え、実家に置いてきたの?そもそもあんな男だらけの、言ったら狼どころかファントムレベルに欲望まみれの巣窟で生きてて、よく今日まで無事でいられたよね
まあそこはユウ氏を筆頭にあの1年コンビとか、寮長たちの目が光ってるからなんだろうけどさ
『..ん、ぅ"ぅぅ..』
イデア『!』
突然眉間にシワを寄せて苦しそうに唸りだした。え、なに、どうすればいいの?起こす?
"よしよし。レイラは良い子だね"
"んふふ"
ユウ氏とイチャついてたのを思い出して、効果がないかもしれないけど、とりあえず撫でてみる
サラサラでフワフワ。猫たんとは違う毛並みの質感がこれまた気持ちよくてたまりませんなぁ。またニヤニヤして..気持ち悪いな、僕
『..ぅ"ぅぅ..っ..』
イデア『ぇ、ちょ、寧ろ悪化したんですが!?まさか汚染の悪化....ってわけでもなさそう。バイタルも大きく変化してないし、単純に夢見が悪くて魘されてるだけっぽい』
『..ゃ、ぁ..っ!いた、いの、ゃ..ゆるし、て..ご..なさい。ごめんなさい..』
イデア『.......』