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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第111章 *幕間の章*






オルトはもう専用ステーションでスリープモードに入っちゃったから助けを望めないし...うわ、今思い出した。アイテムのドロップ率アップって今日までだった。最悪..本当なら部屋に籠もってラストスパートかけるつもりだったのに..


いや、今でもワンチャン出来るやも。タブレットで出来る範囲だけど、今から走ればまだ間に合う。ついでに意識がそっちに行けばこの煩悩も紛れて一石二鳥では?ヒロイン氏には悪いけど、このまま見つめ合ってたら確実に手が出る!




イデア『あの..ちょっとの間だけ隣でゲームしててもいい?もしかしたら眩しいかもしれないけど』


『ん、いいよ。気にしない』


イデア『ドモデス』




すぐにタブレットを取ってゲーム開始。これで絶対手は出せないし、なんならこのままオールした方がお互いのためになるのでは?よし、それで行こう










数分後。真っ暗な部屋にゲーム画面の明かりだけが眩しく光り、さすがに目がキツくなってきて画面の明るさを少し下げる


ヒロイン氏はもう眠った?それとも眩しくてまだ起きてたりする?


気になってリザルト画面に切り替わるのを待ってからチラッと見たら、真っ赤な瞳がジッとこっちを見てて胃がキュッて締まった。もうちょっと油断してたら完全に叫んでた



イデア『ヒョッ!?えっとぉ..ね、寝ないの?あ、もしかして煩くて眩しいから、拙者が終わるの待ってる感じ?』


『...んぅぅぅ〜...むぅ』


イデア『ほとんど寝かけてますがな。ほら、眠いならもう目を閉じなよ』




昔、自分は眠いのにまだ起きてる僕を待ってたオルトを思い出した。こんな風に意識もほとんど飛んでて、ムニャムニャ何言ってるか分かんない言葉で閉じかけの目を擦ってた


あの時にもしてたみたいに手で目を覆う。手のひらに掠める睫毛がくすぐったくて、ひひっと声が漏れる。でも、すぐに小さな寝息が聞こえてきてそっと手を離してみると、すっかり寝ついてた。寝るの早すぎワロタ



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