第111章 *幕間の章*
ザワザワザワザワ...
?『なんだ、喧嘩か?あれってオンボロ寮の監督生?』
?『もしかして、何かヘマやってあのオクタヴィネルの寮長に泣かされたんじゃないか?後ろにいる副寮長もすげぇ悪い顔でニヤついてるし』
?『うわ、まじかよ。ご愁傷さまって感じだな』
?『にしてもこんな人のいるところで昼間から泣かせるって、相変わらずオクタヴィネルの生徒って怖ぇな』
アズール『このままでは本当に僕が貴方を泣かせたみたいになって、余計な悪評が広まってしまう。そこの3人、早くユウさんを抱えてここから離れていただけますか?どのみちお互いに不利益でしょう』
これ以上騒ぎが大きくなって誰かが教師でも呼んでこようものなら、余計に話がこじれて無実の罪で加害者になってしまう
そうなる前にさっさと退室しろと圧をかけると、1番察しの良いエースがユウの手を取り立ち上がらせる
エース『りょーかいです。ほら残りの飯も口に突っ込んで!』
ユウ『むぐっ!むぅぅぅぅ〜!!むぐむぐ』
エース『泣くのは後にして先に口動かして食べなさい!デュースとグリムは皿を片付けてきて。オレたち先に出て廊下で待ってるから』
グリム『しょーがねーんだゾ』
デュース『分かった!』
皿を持って返却口に走っていった2人を見送り、エースはユウを連れてアズールの横を通り抜けようと歩き出した
アズール『..少しお待ちを。貴方に伝えなければならないことがあったのをすっかりと忘れていました』
ユウ『ええええんっ!ずびっ、ぐすっ、な"ん"でずが今さら..』
トンと肩に置かれた手に足を止めると、アズールは周りを気にしながらそっとユウの耳元に顔を寄せそっと囁いた
アズール『ーー本日の放課後、鏡の間で緊急の寮長会議が行われます。ただし、今回は学園長からではなく、一時的に嘆きの島へ行っていたイデアさんによる招集です。
この意味がお分かりですね?』