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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第100章 *飛翔インプレッション(ジャックの夢)*





ユウ『仲が良いから困ってんの、こっちは』


アズール『ええ。まったくもってその通りです』


オルト『困ったなぁ..ジャックさんの精神面の数値がかなり安定してきているから、もう少しあのままにしてあげたいんだけど..ねえ、兄さん?』


イデア『.....』


オルト『兄さん?』


イデア『..え?あ、な、なんでもない..』


シルバー『....』


セベク『....』








暫くして満足したのか、レイラの方から降ろしてほしいと言うと、少し名残惜しそうにそっと地面に降ろされた。しかし、離れようとすると腕を掴まれ、"離れるな"と言っているような無言の圧が引き止めてくる


普段甘えてこない彼の珍しい行動に愛おしさが溢れ、大人しく側に寄り添った


ジャック『にしても、動画を見る限り..お前たちは闇と戦いながら、他の奴らを起こし続けてきたんだろ?』


グリム『おう!!オレ様たち、もう何人も目を醒まさせてきた目覚ましのプロなんゾ』


シルバー『グリムとユウは、最初に俺の仲間になってくれた。途中からセベクとレイラも加わって、それからずっと共に旅をしている』


ジャック『ふっ、やるじゃねぇか。やっぱお前ら、根性あんな』


『〜♪』


グリムと一緒に頭をワシャワシャ撫でられ、大きな手のひらの心地よさに耳と小さな尻尾がフリフリ揺れる。視界の端でユウが鬼の形相をしていたがサッと視線をそらし見ないふりをした


イデア『ほほう..あの解説動画からそこまで読み取るとは。ジャック氏、実は頭の回転が早めっすな』


ジャック『解説動画、イデア先輩が作ってくれたんですよね。すげー分かりやすかったっす。つーか、あの丸っこい似顔絵もイデア先輩が書いたんすか?全員似てました。絵、うまいんすね』


イデア『ぐわあぁ!非オタクの教科書みたいなコメントやめて!?内容だけ理解してくれればいいから!!』


ジャック『う、うっす。とにかく、みんなを起こしてマレウス先輩に一発食らわせてやろうってことだよな』



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