第100章 *飛翔インプレッション(ジャックの夢)*
レオナ?『ジャック!そこで諦めたら不屈の精神が泣くぜ!絶対に奪い取ってみせろ!』
ラギー?『いけー!そこだ!やっちまえ!』
アズール『オルトさん!あなたのスーパーシュートを見せる時です!』
シルバー『スピードは十分だ!気を抜かずに行け!』
レオナ?『てめぇの飛行術はそんなもんか!?もっと鋭く切り込んでけ!』
セベク『諦めるなオルト!貴様にかかってるぞ!』
『頑張れ..頑張れ、ロボットくん!』
オルト『ふふっ..ここまで僕についてこれるなんて、流石だね。僕も本気でいかせてもらうよ!ジャックさん!』
ジャック『望むところだ!!いくぜ!』
オルト『スピード最大!はあああああ!!』
ジャック『行かせねえ!!うおおおお!!』
『『『いっっけぇええええーーー!!』』』
エネルギーを最大出力で放ち突き進むオルトを追いかけるように、ジャックも渾身の力で後を追いかけていく。すると、ゴールに向かう直前、オルトは急に進路を上へと変え、コロシアムの上空高くへと登り始めた
普通なら突然場外に飛び出していった相手を追いかける必要はないのだが、目の前の相手への執着心が限界まで膨れ上がり、極度の興奮状態に陥っていたジャックは、そのまま続いて上空へと飛び上がっていってしまった
ユウ『あ、あれ?二人とも飛んでっちゃったんだけど?』
『ロボットくん、何するつもり..?』
二人の消えていった空を見上げながら、オルトの意図を理解できないまま、レイラはただひたすらに二人の無事を祈ることしかできなかった