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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第15章 *続出アクシデント*





ナイトレヴンカレッジ・メインストリート



メインストリートまで逃げてきたユウ達は、リーチ兄弟の追っ手が来てないことを確認すると、ようやくその足を止めた


グリム『はあ、はあ...怖かったんだゾ。何なんだ、アイツら?』


リドル『ボクに聞かないでくれ。1年の頃からあの二人は得体が知れなくて苦手なんだ』


ケイト『あの二人は攻撃したら報復が怖そうな感じだね』


エース『オレなら狙わないかな』


ユウ『はぁ...はぁ...よっと、レイラ大丈夫?痛いとこない?』


『大丈夫。ユウが優しく抱っこしてくれたから』


ケイト『じゃあ、そろそろ日が暮れそうだし、次は本日最後のけーくんチェック。サバナクロー寮のジャック・ハウルくん、1年生。運動神経抜群で、ありとあらゆる運動部からスカウトが殺到してるって噂』


デュース『この時間ならもう寮に戻ってるかもしれないな』


リドル『ああ、もう五時か。ハートの女王の法律・第346条"午後5時以降は庭でクロッケーをしてはならない"ボクは一旦寮に戻るよ。目を離すとルール違反をするやつがいるからね』


グリム『ちったぁ丸くなったと思ったのに相変わらずなんだゾ』


リドル『うっ...こ、これでもだいぶ、かなり、ルールを許してるつもりだけど』


『ん...リドルさん、前より凄く優しくなったよ』


偉い偉い、とリドルの頭を撫でると途端に顔を真っ赤に染め上げ急いで距離をとった


リドル『や、やめないか///!だからキミはそうやっていつも...!』


『ぅ~...リドルさん、お茶会の時はあんなにスキンシップとってくれたのに』


リドル『あ、あれは...その...』




エース『随分と仲良さそうじゃねーの(棒)』


ユウ『わー羨ましーなー(棒)』


ケイト『二人とも顔と声。気持ちは分からなくもないけどね』





『じゃあ二人きりの時はまた...触ってね?』


リドル『はぁっ...///!?』


エース『はいレイラ、オレらはサバナクローに行くぞ~』


端から聞けば勘違いを起こしそうな発言に更に真っ赤になったリドルを置いて、レイラの肩を抱き足早にメインストリートを後にした





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