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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第99章 *追跡マーメイド(アズールの夢)*








アズール『は..はは、あはははは!


どうして僕は、こんなに大切なことを忘れていたんでしょう。もう2度とあんなヘマはしない。そう誓ったのに..契約書を全て失う体験を、もう一度する羽目になるなんて!まさに悪夢だ!』


夢の主であるアズールが覚醒したことで、周りの生徒たちは操り主がいなくなったことでいつの間にか姿を消していた


長い戦いが終わり、アズールの覚醒も成功したため、ジェイドたちはようやく一息つくことができた


ジェイド『ようやく思い出しましたね。おっしゃる通り、ここは悪夢の中です』


フロイド『はぁ〜、アズールやっっっと目ぇ醒ました〜?』


アズール『こんなに最悪な目醒めは初めてだ。一体、何が起きているというんです?』


フロイド『それはね〜..うわっ!?』





グラグラグラグラ...





突然空間が大きく歪み、闇が一気に地面に広がり強く揺れ動く。あまりの大きな揺れに、アズールたちはその場で膝をつかないと体勢を保っていられないほどだった


アズール『な、何事です!?立っていられない!』


オルト『契約書を失ったことで、この世界のアズールさんはハッピーエンドを迎えられなくなった..だから夢が崩壊し始めたんだ!』


シルバー『みんな、すぐに脱出するぞ。俺のそばへ集まってくれ!』


ジェイド『事情説明は後です。行きましょう、アズール』


アズール『わかりま..うわっ!?』


『『アズール!!』』


ユウたちがシルバーの元に集まる中、離れた場所にいたオクタヴィネル3人も駆け出そうとする。しかし、アズールの足元が真っ黒に染まり穴が広がると、彼の足を闇が掴み引きずり込み始めた


穴の縁に掴まりなんとか耐えるが、引っ張る力が強く今にも落ちてしまいそうな状況だった。すぐさまジェイドとフロイドが駆け寄り、ジェイドは手を伸ばしてアズールの手を掴んだ


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