第15章 *続出アクシデント*
エース『そういうことなら、オレらも犯人探し手伝うぜ』
デュース『クローバー先輩のお礼参りっすね!!』
リドル『キミ達、やけに張り切ってるね』
ケイト『あー、分かった。さては空いた選手枠を狙ってるな~?』
エース『へへ、バレた?』
デュース『い、いや、僕はそんなことは!同寮(おなりょう)として当然です!』
ユウ『またヤンキーが語録が出てる...にしても対称的だな~』
『それでも、仲間が増えるの嬉しい...』
隠す気ゼロのエースに分かりやすく慌てるデュース。二人の反応にリドルは呆れてため息を溢す
リドル『やれやれ。ま、犯人捜しでの活躍によっては考慮しても良いよ』
『『やった!!』』
リドル『それで、話は戻るけど。犯人を捕まえるためにはこちらが先手を打つしかないと思う』
グリム『先手を打つったって、どうするんだゾ?』
リドル『例えば、次に狙われそうな生徒に当たりをつけて、ボクらでこっそり警護する。事件が起こったら、すみやかに生徒を保護。そして周囲の捜索と犯人の追跡を行う』
ユウ『張り込み作戦ですね』
『リドルさん、警察の人みたい...カッコいい』
リドル『なっ...ゴホン!キミは一々感心しすぎだ。でもまぁ...ありがとう』
エース『な~んか最近、寮長とレイラの距離近くなってね?(小声)』
ケイト『この前なんて二人きりでお茶会してたからね~...うらやま~(小声)』
デュース『寮長が羨ましい...(小声)』
ユウ『右に同じく(小声)』
エース『オマエいつも一緒だろーが(小声)』
リドル『そこ!聞こえているよ!』
『『『さーせん!!!』』』
ケイト『怖い怖い。え~っとそれでね、実は選手候補の中でもコイツは狙われそう!って生徒何人かにもう目つけてあるんだ~。マジカメのメッセで情報共有するからグループ作るね。グループ専用のアルバム、見ておいて』
早速グループに加入し、アルバムを覗くと予想よりもかなり数の生徒情報がびっしりと並んでいた
デュース『ダイヤモンド先輩。これ、スゴい情報量っすね』
ケイト『まーね♪んじゃ、早速ターゲット候補を見に行ってみよっか♪』
グリム『いざ出発!なんだゾ!』