第97章 *接触アパシー(フロイドの夢)*
オルト『よ、よーし!それじゃあ次の夢に出発しよう。シルバーさん、準備はいい?』
シルバー『いつでも行けるぞ。みんな、俺に掴まってくれ』
全員がシルバーの元に集まりそれぞれ腕や背中に手を伸ばす。初めての夢渡りにフロイドはワクワクしながらシルバーの背後に回った
フロイド『はぁ〜い♪あ、ゴマちゃんはオレの隣においで』
『?ん、分かった』
正面に回ろうとしていたレイラを呼び止め自分の隣に来させると、フロイドは片腕で腰に手を回し強く抱きしめた
『んむ』
フロイド『離れないようにギューってしといてあげる』
『んふふ、ありがと。フロさんも離れないようにギューってするね』
そう言って彼の腰に手を回すと、嬉しそうにオッドアイの目尻が下がった
全員がしがみついたのを確認すると、シルバーは詠唱を唱え次の目的地であるジェイドの夢へと旅立った
シルバー『"いつか会った人に、いずれ会う人に..
同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)"!』