第4章 *覚醒ストレンジャー*
学園長『そういえばこの寮に悪戯好きのゴーストが住み着き、生徒たちが寄り付かなくなって無人寮になったのを忘れていました。しかし、ふぅむ。貴方たち三人で協力してゴーストたちを追い出してしまうとは』
グリム『協力とは聞き捨てならないんだゾ。そいつはほとんど見てただけだし?ま、まぁ、そこの女は少しはやったかもだけど..オレ様はツナ缶が欲しくてやっただけだし?..って、あっ!オレ様、まだツナ缶もらってねーゾ!』
学園長『お三方、ゴースト退治もう一度見せてもらえます?』
グリム『でもゴーストは全部追い払っちまったんだゾ!それより、ツーナー缶ー!』
学園長『ゴースト役は私がします。私に勝てたらツナ缶を差し上げましょう。私、優しいので。では変身薬ごっくん!!』
そうしてゴースト退治(学園長)との戦いがまた始まった
グリム『ぜぇ、はぁ..どうだあ!』
学園長『なんと..まさかモンスターを従わせることが出来る人がいるなんて。ふぅむ..実は入学式騒動の時から私の教育者のカンが言っているんですよねぇ。貴方達には調教師や猛獣使い的な素質があるのではないか、と。しかし..ブツブツ..』
ユウ『調教師や猛獣使い..?そんなことよりグリムも一緒にこの寮に置いてもらうことはできませんか?グリムはこの学校に通いたがってるんです!』
学園長『なんですって?モンスターが?』
ユウ『お願いします!』
勢い良く頭を下げるユウ。その姿を見たレイラもゆっくりと頭を下げた
『私からもお願いクロさん。グリムだって立派な魔法士になれるよ。多分?』
グリム『なんでそこで疑問系なんだゾ..』