第4章 *覚醒ストレンジャー*
突然目の前に現れたゴースト達に、ユウは叫び、レイラは恐怖の余り声もあげられず、ユウに抱きついた
そしてそこにタイミング良くグリムも現れ、グリムも目の前のゴーストに泣き叫んだ
グリム『うううっ、ううーーっ!いや、大魔法士グリム様はお化けなんか怖くないんだゾ!!!
ふんな”~!!』
グリムは得意の炎魔法でゴーストを追い払おうとするが、検討違いのところへ放たれ、ゴーストには当たらない
ゴースト1『どこ見てるんだぁ?』
ゴースト3『こっちだこっちだ!ヒーッヒッヒ!』
グリム『ちくしょー!出たり消えたりするんじゃねー!』
ユウ『適当に飛ばさないで!?このままじゃ火事になっちゃう!』
グリム『うるせーっ!オレ様に指図するんじゃねーんだゾ!』
『上手に追い払えばクロさ..学園長に入学もさせてもらえるかもだよ?』
グリム『なぬ..!?ぐぬぬ、オ、オレ様は天才なんだゾ、こんなヤツら1人でも..』
ゴースト達『『『いーっひっひっひ!』』』
グリム『オマエらたくさんいて卑怯だゾ~!』
ユウ『今なら更にツナ缶もプレゼント!!』
『ユウ、それなんか通販のCMみたい』
グリム『ぐぬぬ~~~~..っオイ、オマエ!お化けがどこにいるかオレ様に教えるんだゾ!』
ユウ『分かった!』
『私もやる』
ユウ『レイラ、大丈夫?』
『怖いけどやる。私も小さな炎ぐらいなら出せる』
そして三人のゴースト退治が始まった
数十分後、なんとかゴースト達を追い払うことに成功した三人は、フウッと安堵の息を吐いた
学園長『こんばんはー、優しい私が夕食をお持ちしましたよ..って、それは先ほどの入学式で暴れたモンスター!追い出したはずなのに、何故ここに!?』
グリム『フン!オレ様がお化け退治してやったんだゾ!感謝しろっ!』
学園長『ん?どういうことです?』
ユウ『実は...』