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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第87章 *懐刀インパクト*





セベク『!!..ふん、次はさっさと助けを呼べ!そして1人になるな!貴様は弱くて脆いのだから!!』


シルバー『セベク、その言い方は..』


『ううん、いいよ。ほんとのことだから。次はちゃんと呼ぶね..』


セベク『当たり前だ..まったく』


口では呆れたように言うが、触れた手はしっかり握り返し、暫くレイラの隣を離れなかった






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リリア『川が流れてる。確か、もう少し行ったところに開けた場所があるはずだ。そこで少し休憩にするぞ』


バウル『はっ!』





『..ユウ、そんな顔しないで。私は大丈夫だよ』


ユウ『無理してない?』


『してない。ちょっと疲れただけ』


ユウ『よし抱っこしてあげる』


『いい。もうちょっとで休憩ってリィさん言ってたし、それまでちゃんと歩く』


ユウ『....分かった』


相変わらずの意志の固さに負け、今すぐに抱えたい気持ちを抑えながら、休息地である川のほとりを目指し歩みを進めた








休息地に着くと示し合わせたように腹の虫が鳴き、そういえば何も口にしていなかったと思い出したリリアは、何か食材でもないかとすぐそこを流れる川を覗き込んだ


リリア『おっ、魚がいっぱい泳いでんじゃねぇか。おいお前ら、なんか軽く腹ごしらえ出来るもんを作れ』


『『はい!』』


すっかり食事係となったシルバーとセベクは、すぐさま魚の捕獲の準備を始める



シルバー『川の深さは..うん、膝下くらいだな。流れも速くないから直接入って捕りに行けそうだ』


セベク『釣り竿も用意しておく。ユウ、お前もこれで手伝え』


ユウ『えぇ〜..僕はレイラと一緒に待ってたいんだけど』


セベク『3人のほうが効率がいいだろう!文句を言うな!』


ユウ『え〜..』


『私手伝うよ。川に入ってお魚取ればいいの?』
















『『お前/レイラはそこで大人しく待ってろ/て!!』』



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