第10章 *決起ルーキーズ!*
頬を撫でながら笑みを浮かべると、つられて笑うその愛らしい笑顔にユウはほんのりと頬を染めた
『ユウ...好き』
ユウ『僕もだよ』
二人は自然な流れでキスを交わすと、軽く抱き締め合った
『早く首輪取りたい』
ユウ『そうだね、いつまでも魔法使えないのは嫌だよね』
『ううん。ユウ達に早く思いっきりギュッてされたい』
ユウ『ん"~~~~可愛い』
『~♪あ、忘れてた』
ハッ、と何かを思い出すとユウの腕から抜け出し、大きな鏡の所まで歩いていく
ユウ『レイラ?どうしたの?』
『レオさんに確認しとけって言われた』
少し遅れてユウもベッドから抜け出し、レイラの後ろから鏡を見つめる
ユウ『何を?』
『首のとこ...ん?なにこれ?』
ユウ『どれどれ?...って、これ』
そこには首筋の左右にぼんやりと浮かぶ二つの赤い花。ユウにはそれが何なのかが分かっていた
『ユウ、これなに?』
ユウ『え~っと...そ、そもそもいつ付けられたの?』
『ん~、こっちが多分昨日エースに。こっちは今日レオさんに。虫刺され...なわけないか。痒くないし』
ユウ『(エ~ス~!!手出さないでって言ったのに!予想はしてたけどさ!そして、レオさん...まさかレオナ先輩!?)』
思わぬ二人の進展にユウはムゥとしながら、レイラを後ろから抱き締める
ユウ『僕にもつけさせて...』
『???...つけたらどうなるの?』
ユウ『僕が喜ぶ』
『じゃあいいよ』
いいのか...と頭を抱えたくなるが、彼女の事を考えるとキスマークの意味も存在も知らない今のうちが好機、と言わんばかりに後ろからレイラの服のボタンに手をかける
『!!ユウ...?なんで脱がすの?』
ユウ『ちょっと脱がさないとつけられない場所にしたい』
特に抵抗を見せることが無かった為、あっさりと上を剥ぎ取られ下着姿をさらす
正直この時点でユウは色々限界だったが、無垢な彼女に手荒なことはしたくなかった。必死に理性で押し止めつつ、体を自分と向かい合わせにすると、小柄な体を抱き締め、豊満な胸の谷間に口を近づけると強く吸い付いた
『っ..ゃ...///』
ユウ『ん...』