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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第73章 *海上フライト*





『そう、なの?』


ユウ『..うん。だから大丈夫』


『ん..』




イデア『うわ、なにあれ見せつけ?てか人前で堂々とイチャつくのやめてもらえませんか?拙者のような陰キャにはそういうキラキライチャイチャシーンほんと毒ですので』


オルト『二人とも仲良しで良いね♪というか、兄さん。もしかして、この人たちはこのままナイトレイブンカレッジに強制送還するの?』


イデア『..そうしたいところだけど』


少し考えたあと、イデアはオルトを連れて少し離れた場所で内密の話をし始めた




ユウ『(なんか話してるな..)どう?少しは落ち着いた?』


『ん..ありがと』


エペル『レイラチャン、少し顔色悪いよ?』


ルーク『鏡を通って来たとはいえ、早朝からの長旅だったからね。そして今この緊迫した状況..体だけではなく精神的にも疲労しているんだろう。(それに、先程の危うい雰囲気は..)』


青白い顔でユウの腕に抱かれるレイラの頭を優しく撫でていると、話が終わったのかイデアたちがこちらへと戻ってきた


オルト『はーい!じゃあ、ルーク・ハントそん、エペル・フェルミエさん。それと、ユウさんとレイラ・フィリアスさん。君たちには聞きたいことが沢山あるんだ。僕についてきてくれる?』



後ろにカローンたちを従えたオルトが片手を上げながら呼びかけると、ルークは『一目でいいからヴィルたちに会わせてくれないか?』と頼む


しかし、全行程の検査が終わるまでは無理だと言われ、仕方なしに首を縦に振るしかなかった


『みんな..早く会いたい』


ルーク『私も同じ気持ちさ。だが、まだ追い返されず滞在を許されただけ、良しとしようじゃないか』


『ん..』


小さく頷くと、寂しげに耳を垂らしてユウの手をキュッと握り不安げに瞳を揺らした



イデア『..ってわけで、僕は本部に戻るけど..追加実装した問題児たちは、これ以上変な気は起こさないように。特にそこのヒロイン氏』


『...』


ジロリと睨むが、当の本人はふいっとそっぽを向きあからさまな無視を決め込む


イデア『あーはいはい無視ですかそうですか。別に良いけど、オルトの指示には従って。じゃあね』


ルーク『イデアくん、待っておくれ!』





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