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ALIVE【果物籠】

第12章 Act




いつからか


逃げようとしていた




傷付くのが怖くて、失うのが怖くて



いつか誰かの隣で笑う少女の姿を見たくなくて




逃げたんだ





なのに完全にこの感情を手離せない










それは多分、ずっと色褪せていた俺の世界に色が付いたから






その世界を知ってしまったからなんだと思う





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