• テキストサイズ

【鬼滅の刃/キメツ学園】甘酸っぱい青春

第2章 補習



そのまま口付けを続けていると、舌同士が絡み合う音で、周りの音が聞こえなくなって、誰かがこっちに向かっていることにも気づかなかった。

「テスト勉強とかマジだりィ」

「なら今日もどっか寄る?」

生徒たちの会話の声がだんだん聞こえてきた所で、2人は離れた。

「あ、せんせー体育のテスト簡単にしてくださいねー」

生徒は冨岡に気づいて、立ち止まって声をかけた。

「今度のテスト体育無いよ」

もう一人の子が突っ込むと「え、そうなの?」と言った。

は2人の話を俯きながら聞いていた。

それからは2人は冨岡に他愛もない話をする。

話がおわると2人は冨岡に挨拶をしてその場から立ち去った。

は気まずくなり、自分も帰ろうかと悩んだ。

『さよなら』

小さい声で呟いて、は教室へと戻った。
/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp