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鈴の音が届く距離で〜始まりの章〜【進撃の巨人/リヴァイ】

第7章 :壁外調査〜幕間❶〜


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リヴァイだけがエルヴィンの執務室に残り、リンとハンジは2人で廊下を歩いていた。

『ハンジ、一緒にお風呂入ろっか〜!』

「えっ!」

『私に何か…言いたい事、あるんじゃないの?』

先ほどからずっと何か言いたげに、チラチラ自分を見るハンジが気になっていたリンは…話をしやすい場所へ誘ったのだった。

ハンジはハハと渇いた笑いの後「流石だな」と呟いた。

「…お願いがあるんだ、リン!聞いてくれる?」

『内容によっては…ね。』

そうして2人はそれぞれの部屋に立ち寄り、共同風呂へと向かった。




壁外調査 幕間❶ fin.







⌘ オマケ ⌘

『あっ、リヴァイに告白した人〜!』

顔見知りの女兵士を見かけ、大きな声で手を振り走り寄る。

「ちょっ!ちょっと、大きい声で言うの止めてよね!…何よ?」

『貴女達に言われた事だけど…全て止めたから。』

「……はぁ?」

『エルヴィンもリヴァイもハンジも、私が役職付けて呼ぶのは嫌だって〜。いつもの私でいいよって言われたから…だから変えようとしてた事、全部止めるね!その報告。』

「なっ!?」

『じゃあ!明後日の壁外調査、頑張ろうね!』

そう言ってリンは走り去って行った。

「ムカつく女!!でも……羨ましい。」


オマケ fin.
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