第60章 後書き
木谷優鈴(きたにゆうれい)
元風柱
故23
霧雨の唯一の同期で、不死川くんの前の風柱でした。彼に障害を負わせたのは上弦の弐で、吸い込んだ氷が悪かったようです。
真っ直ぐに歩けなくなっても目が見えなくても、立ち向かい続けましたが攻撃は届くことはありませんでした。
同期の霧雨とは選別で声をかけたことにより仲良くなりました。すぐに柱になった彼女を尊敬しつつ、追いつこうとしていたので、柱になった時は大喜びだったとか。
作中にあったように人見知りで、夜になるとガラリと人が変わります。
あと、怪奇現象を起こしちゃうスピリチュアルさは令和時代でも健在でした。
周りの仲間たちからは、頼りないと思われていましたが、任務に関しては死ぬまで全戦全勝の無敵少年でした。任務に限り絶大な信頼をおかれていました。
名前は言わずもがな幽霊の漢字を変えただけです。ちなみに、氷雨は霧雨と似たものになるように、天晴は氷雨と対になるように、桜は春風と関連づけた名前にしてみました。ハカナ=儚い(はかない)です。
優鈴(幽霊)は夏、春風と桜は春、あと霧雨と氷雨と天晴は天気からとりました。つまり、大した名前が思いつかなかったわけです。白状すると…。
令和時代ではまだまだ夢の中の優鈴くんですが、お母さんや愉快な仲間たちがそばにいるので、きっと一人で寂しく自殺するなんてことはもうないと思います。