第60章 後書き
霧雨
元霞柱
故25歳…??
悲鳴嶼さんの恋人であり、時透くんの師でした。
不思議な人で、第六感に優れていました。なぜかはわかりません。今のところでは。
父親と隊士を殺したことにより嫌われ者となりましたが、殺した隊士の友人がでたらめな噂を流したことがそもそもの原因でした。霧雨の無実は様々な人が提唱しましたが、事実ではあったので霧雨がそれを否定することはありませんでした。
三兄弟の末っ子であったり適当なところもあったり、実はしっかり者ではありません。令和時代ではポンコツさが露出して、みんなの尊敬と期待を裏切りました。
それでも最強と言われた通り、長く柱として君臨しました。しかし、筋肉がつかない体質に苦しめられ、全盛期は20歳で終わりました。
鬼になることに期待をかけ、その結果無限城で奮闘しました。いろんなことがそこであったんです。書かなかったんですけど…。
時透くんは記憶がなかったから冷たい子だと思っていたようです。ですが、彼と過ごした2ヶ月間は過去の繰り返しのようでした。
天晴に教えられ家事などを教え、桜に教えた紙飛行機を教え、春風に叩き込まれた他人に対する態度や姿勢などを彼に教えました。
最初は継子はいらないと拒否していましたが、諦めなかった時透くんとお館様にゴリ押しされて仕方なく連れ帰りました。
別に自分の強さや技をそのまま継承させようとは思っていなかったようです。そんなに深く教えませんでした。…適当な性格なので、彼女。
悲鳴嶼さんとは、一緒にお散歩したり、岩を動かしたり、滝に打たれたり、そんなことが多かったようです。
令和時代ではお隣の家の子とくっつきました。不死川君は、憧れの存在の彼女にドギマギしていましたが、そのうち慣れてきます。