第60章 後書き
天野冴守(あまのさえもり)
元刀鍛冶
故??
通称アマモリ。霧雨の専属刀鍛冶でした。元は里の外から勝手に住み着いた放浪者で、よく思われていませんでした。しかし、目で見たり、何となく感じ取ったりすることは得意だったので、技術を盗んで勝手に刀鍛冶を名乗りました。
ほんわか匂わせましたが、霧雨が生み落としたかわいそうな子供の生まれ変わりです。そのことを彼が知ることもありませんが、霧雨のことは特別な存在だと思っています。
霧雨の周りにいる人物に時々攻撃的な面もありました。
風車は、里の子供達がくれたので持っていました。風が通ると音がして、お気に入りだったようです。
令和時代ではおちゃらけた性格から友達も多く、とっても社交的に。霧雨のことはよき友達と思っていて、幸せになってほしいと思っています。
なぜか、霧雨といるととっても落ち着くようです。まるで、優しく抱っこされているかのように。
不死川くんとは墓をつくったあと、会うことはありませんでした。でも墓におはぎが置いてあるのを見つけたことがあります。彼は小豆が嫌いだったので、放置していました。気づけばなくなってまた新しいものが供えられていました。
彼は霧雨が過去と決別する際、あの世で自分も待ってると声をかけましたが、ちゃんと待っていました。元気よく泣いていました。あそこは話書いていて、どうやって終わらせよう…って、行き詰まったところ。うん。