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夢より素敵な 3.5次元

第19章 Get your Dream


お風呂には入らない方がいいと、石切丸がお湯と手拭いを用意してくれた。

光忠は空いた食器を持って出てもういない。

着物を脱がせてもらい、恥ずかしがってる場合じゃないな、と大人しく石切丸に身体を拭いてもらった。

「痛み止めは効いてる?」

「…多分」

「この状態だと洋装の方が楽かな?」

「ですかね」

よく判らないけど、和装は何かと気を使ってしまうし。

「じゃあ明日町で見繕ってこようね」

私の脚を拭きながら石切丸が言う。

「洋服、あるんですか?」

「そりゃあるよ。うちの男士の服装見ても半数は洋装だよ?」

そうなのか。まぁよく考えれば内番着のジャージ率高いもんね。

「まぁ私は苦手だから加州さんに頼むよ」

石切丸は苦笑いしながら脚の指も拭き、なぜかそこに口づけた。

「っん、石切、さん?」

「慧さんの裸をここまで見て冷静でいられると思う?」

言って私の下着を脱がせて膝を割り、一度洗って絞った手拭いを宛ててきた。

「ちょっと我慢するんだよ?」

言いながら股の間を丁寧に拭き取り、手拭いを桶の中に投げ込む。

そして、紅い舌を覗かせてそこに口づけてきた。

「んんっっ!!」

左肩の痛みを気にして身動きが取れない私の膝をしっかりと掴み、舌を這わせてくる。

「ぁっ、んっ、…石切、さん」

「左手、つかないようにね」

注意を促しながら私に刺激を与えてくる石切丸。

右手で石切丸の着物を握り締めながら感じていると、石切丸が思い切りクリトリスを吸った。

「ひっ!!!あっ!やっ」

突然訪れた絶頂に顔を上げた石切丸は、満足そうで。

私をベッドに膝立ちにさせると、右手で肩を掴ませたままなかに指をいれてきた。

「慧さん」

名前を呼ばれ顔を上げると、熱く口づけられる。

左腕に力を入れないように気を使いつつも、与えられる快感には勝てず、

「やぁぁっ!」

ぎゅうっとなかの指を締め付けた。

「石切、さん…」

「どうしたら負担が少ないかな?」

言いながら着物を脱ぎ、ベッドに座った石切丸の膝の上に跨がらされる。

「このまま出来るかい?」

「っはい」

目を閉じて石切丸をなかに取り込んだ。

「っ、ん…」

おっきいから苦しい。ゆっくり挿れたつもりだったけど、自分の体重もあり少し勢いがついた。
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