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夢より素敵な 3.5次元

第19章 Get your Dream


そうして胸に埋もれている三日月が可愛くて頭を撫でていると、

「こうして頭を撫でられるのも悪くないな」

籠った声で言った。そして、

「じじいは元気が出てしまったぞ」

服を脱ぎ裸体を晒す。

「ぁ…」

もう大きく天を向いたそれに目が吸い寄せられた。

「さぁどうする?コレでは一度しか気を遣らせられないが…」

言いながら私のなかに指をいれてきた。

「っ、あっ!」

「慧は何度気を遣れば満足出来るか?」

ぐちゃぐちゃ音を立てて激しく指を動かされてまず一度果てた。

「っ、んん」

「俺も気持ちよくなりたいものよ」

そう言うと、なかに挿れるのではなくて私の膝を曲げて合わせ、太ももの隙間に挿れて陰核に擦りつけてきた。

「あっ、あっ!!」

「どうだ?なかに挿らずとも気持ちよいだろう?」

「んっ!ぁ、気持ち、ぃ…」

びくびく震えてイった私に、三日月は更に刺激を与えてくる。

「俺も気持ちよいぞ」

私の愛液のせいでぐずぐずのそこはかなりの快感を産み出していて、

「ぁ、ぁ、ぁ、っっ、むねち…!」

何度もイかされ、頭が働かなくなった頃、漸く、

「まずいな。俺もこのまま終わってしまいそうだ」

そう言って私の膝を割り、なかに挿ってきた。

「んんっ!!」

「まだだぞ。もう少し耐えろ」

イきそうになる私を宥めながら、ゆっくり奥まで挿りきり、唇を合わせた。

三日月をなかに感じたままその口づけに応えていると、急に三日月が動き始めた。

「あっ!!だめっ!!」

「構わぬ。イけ!」

最奥を突かれて激しく収縮するなかで三日月も放った。

「ぁ…んっっ」

「腰は大事ないか?」

「…はい」

まだなかに挿ったまま口づけを交わす。

「慧が満足するまで口づけてやろう」

ささくれ立ちそうな気持ちを察したのか、そう申し出てくれた。

だから私も素直に三日月の唇に自ら押し付け舌を絡ませた。

僅かに滲む涙。

知ってか知らずか三日月は口づけたまま私を抱き締める。

温かい気持ちが満たされていく。

多分きっと、これで幸せなんだ。

私からもその想いを伝えたくて三日月の背に手を回して抱き締めた。

「もっと…」

「あいわかった」

私の涙が乾くのにはそんなに多くの時間はかからなかった。
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