第18章 Show Me The World
「んっ、ャだ、イっちゃ…」
「どうぞ」
赤い舌を出し乳首に当てながら言った。
「っっ!!んんっ」
びくんと身体を震わせる私に、
「やはり慧はこのような気を出していないとですね」
優しく言って口づけてくれる。
「あぁ、すぐにでも交わりたいですが…」
私を抱き上げて風呂から上がると身体を拭いてベッドまで。
もちろんその間に熱が冷めるわけもなく、寝かされ、脚を開かされ、小狐丸がそこにしゃぶりついた瞬間訪れる絶頂。
「もっ、あぁっ」
「ここがぐずぐずになるまで舐めてさしあげますね」
長い舌で割れ目全体を舐め上げる。
「やっ!!んんっ」
気持ちいい。ほんとに求められると逆らえない、拒めない。
気持ちよすぎて、何度も声を上げる私に、
「慧困りました」
小狐丸が突然顔を上げて言った。
「っ…なに?」
「もう、私が限界なのです…」
眉を寄せて訴えてくる。
「ぁっ、ぅん、早くきて?」
腕を伸ばすと嬉しそうに飛び込んできた。
「ぅっ…く」
「すみません!つい!!」
勢いがよすぎて潰されかけたが、
「ね、早くっっ」
自ら脚を開いて小狐丸を誘った。
「慧っ…!!」
熱く口づけてなかに挿ってくる小狐丸。
硬くて熱くて苦しいくらいのそれが私のなかを何度も行き来して快楽を与えてきた。
「ぁっ、んっ」
「苦しいですか?」
「だ…て、小狐の、おっき…」
「嬉しいことを仰る」
びくびくと跳ねる私の身体を抑えながらまだ繰り返される動き。
「ね、やっ、イくっ」
小狐丸に突かれてまたしても達した私に、
「慧をイかせる度に私もイきそうになりますよ」
「っっじゃあ、小狐丸もっっ」
「いえいえまだです。私はまだ満足しておりません。野生が顔を出しそうです」
そう言って私を四つん這いにすると後ろから挿り直し、
「んっ」
後ろから弱いところを小狐丸の先端が突いてきて、あっという間にまた頂点まで連れていかれ、枕を抱き締めた。
「締まりますね」
「あっだ…て、気持ち、ぃ」
「素直ですね。好きですよ」
後ろから私を抱き締めて耳元で囁いた。
「んんっっ!!」
「またイくのですか?」
「あっ、イくっっ!!」
後ろからまた何度もイかされ、果てた小狐丸の体重を感じたまま眠った。