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夢より素敵な 3.5次元

第18章 Show Me The World


「慧のこの着物を脱がせてしまうとあとが大変そうだけどどうしたらいいかな?」

寝室につくなりそう言ってくるが、

「え…と」

そんなことを聞かれても困る。

「なら、こうしてするかい?」

裾を捲り上げながらにっかりが笑う。

「全部脱がないのも興奮するよね」

裾を帯の辺りまで捲り上げられて、下着だけをするりと脱がされた。

「あーあ、なんで僕はいつも昼の担当ばかりなんだろう。夜なら遠慮しなくて済むのに」

私に裾を持っておくように指示して口づけてきた。

「汚さないようにしっかり握っておくんだよ?」

口づけながら長い指をなかに差し込んで、ぐちぐちと動かしてくる。

「だけどつまらないよね。いきなりこれじゃあ」

確かに、着衣の状態で始めてしまうと作業感が出てしまうのは否めない。

「じゃあこうしよう?ここに座ってよ」

椅子を持ってきてそこにバスタオルを敷き座らせ、脚を上げて開かせた。

「うん、よく見える」

そう言うと、ひざまずいたにっかりが顔を近づけてきた。

「いいよ?どんな風に乱れても」

くちゅりと音を立ててクリトリスを舐めた。

「腫れてるね。きっと毎日のように弄られてるんだろう?」

「ぁ、あ、っっ」

少し硬くした長い舌で舐められている様が目に入る。

ゆっくり怪しげに舐められて、イった私に、

「随分と感じやすくなったんだね」

今度は指を差し入れ、口づけながらなかを弄る。

「んっ。ん、ぅ」

「気持ちいいんだね?」

唇を離してニヤリと笑いまた私を絶頂に導いた。

「想像してごらんよ。君のここ、あの純粋なコが舐めてるって」

「えっ…ぁムリ」

突然のことに、驚いて身体を強張らせると、

「頑なだね。僕たちだけでいいというのかい?」

想像できるわけないし、したくない。

「っ、あ、にっかりさ…」

「そんな蕩けた目を見せてしまったらあのコたち狂っちゃうもんね」

私のなかを何度も刺激し続けて何度もイかせたにっかりはぐったりとした私を立たせ、椅子の背もたれを握らせて片膝を座面に上げさせた。

「しっかりしがみついてなよ?」

言って後ろから挿ってくる。

「あぁ、慧のなか、凄く蠢いてる」

「あ、も…」

「まだダメだよ?そんなに気を遣りそうならもう少しこのままでいようか」

動きを止めて一時。疼く。
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