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夢より素敵な 3.5次元

第11章 Nameless fighter


「なぁ慧寝るのか?」

「…んー、眠い」

唸る私の身体を仰向けにし、

「寝るのはまだダメだぜ」

鶴丸が私を組み敷いている。

「せっかく花魁な主を抱く許可を戴いたんだ。存分に味わわせてもらわないとな」

そう言って私に口付ける。

「鶴、さん…?」

「甘いな、慧の唇」

そう言って何度も重なりあい、吸い上げられた。

すでに脱げそうなほどに下げられていた着物の帯をほどき、肌蹴させ、

「慧の身体を愛でるのは3日ぶりだな」

なんて笑って、胸に唇を寄せる。

乳首を舐められて、ぴくんと身体を跳ねさせると、

「もっと感じていいんだぜ」

左手で空いている方の胸を揉みしだいた。

「あっ、あっ、鶴さっ…」

ちゅぱちゅぱ音を立てて舌で愛撫され、もう疼いて仕方がない。

「慧好きだ」

言いながら私の腹を舌でなぞり脚を広げさせるとそこに舌を這わせ、

「もうかなり濡れてるな」

陰核をくちゅくちゅと刺激してきた。

「…っっ、あぁっっ!!」

鶴丸の舌でしつこく舐められ、まだ指も挿れられてないのに身体を震わせてしまう。

一度イかせると顔をあげニヤリと笑った。

「鶴、さん?」

「今日はとことん啼かせたいんだ」

言うとまた顔を伏せ、なかに指も突き立ててきた。

「あぁっ!!」

弾ける声。そうか我慢しなくていんだ。

鶴丸の指と舌の動きに合わせて何度も声を上げて果てる。

「ははっ。慧は可愛い声で啼くな」

顔を上げると私に被さってまた口づけてきた。

「鶴さんっっ」

裸になった鶴丸の身体に手を回すと、広げたままの脚の間に身体を進めてくる。

くちっと音を響かせてなかに入り込み、

「慧…」

名前を呼んでまた口づけた。

「ぁっ…ぁっ…」

小さく声を震わせると、

「慧って呼ぶと締まる」

嬉しそうに目を細めてくる。

「慧の配偶者とやらはこんな快楽も幸せも知らないままなんだな」

可哀想だ、と腰を振り始めた。

「やっ、あっ」

強く抱き締めたまま私のなかを何度も往復する鶴丸。

「鶴さっ…鶴さ、んっっ」

「慧」

「っ、気持ちいっよぉ」

突き上げられる感覚にやはりまた何度も身体を震わせた。

「あぁ、俺も驚くほどに気持ちいいぜ」
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