第3章 カルマの時間
殺せんせー「業君、先生は手入れをするのです。錆びてしまった暗殺者の刃を。今日1日本気で殺しに来るといい。その度に先生は、君を手入れする。放課後までに君の心と体をピカピカに磨いてあげよう。」
1つ言いたいことがある…
そのうねうねしている動作がキモい
それから業はありとあらゆる方法で暗殺を仕掛けていた。
数学の時間
いや、教科書くらい開けよ。
私でも教科書開いてますよ?本読んでるけど。
まあ、いいや。と思いつつ、暫くすると、手元の本が一瞬で無くなった。
『え』
殺せんせー「業君、銃を抜いて打つまでが遅すぎます。暇だったのでネイルアートを入れておきました。」
業「くっ」
殺せんせー「それと結衣さん、得意科目だからといって、読書は控えましょう。読書も素晴らしい事ですけどね」
『今いいところだったのに。長い間眠っていた親友が眠りから解けて主人公に言ったの。私の命は残りわずかだと…』
殺せんせー「にゅやぁー!!それは大変失礼しました。どうぞお返ししますが、休み時間に読んで下さいね」
嘘だけど。私が読んでいるのは、普通に推理小説。
恋愛小説も読むけど、どちらかと言えば推理小説の方が好き。
ちなみに殺せんせーに話した小説は家で読んでる方の小説。いい所まで言ったけど睡眠欲が勝ってしまった。