第3章 カルマの時間
殺せんせー「皆さん、おはようございます…にゅや?」
こんな状況では、誰も挨拶出来る気分じゃないでしょう。
業「あ、ごめーん。殺せんせーと間違えて殺しちゃったよ。捨てとくから持ってきてよ。」
殺せんせーは一瞬私の方を見た。
何故私を見る。今回は何もしてませんよ。
私は、殺せんせーから視線を本にうつした。
殺せんせー「…分かりました。」
殺せんせーは近づいてくる。流石に昨日みたいな手にはひっかからないだろう。
業の前まで来ると、触手がいきなりドリルに変わり、ほんの数秒でたこ焼きが出来上がった。
業「あつっ」
美味しそう…。
殺せんせー「その顔色では朝食を食べていないでしょう。マッハでたこ焼きを作りました。はい、結衣さんも」
『ありがとう。わー、美味しい』
((結衣[ちゃん]、自由気ままだな。))
朝ごはん食べたけど、出来たてのたこ焼きは美味しいな
殺せんせー「これを食べれば少しは健康優良児に近付けますよ。」
いや、それを食べただけではならないでしょ。