第3章 カルマの時間
久しぶりに早起きし、朝のHRに間に合った。
教室に入ると何だか空気が重かった。
茅「結衣…業君が朝あれ持ってきて…」
カエデが近寄って、教卓の方を指さしたのでそっちを見ると…
『キモ…』
タコがぶっ刺さってた。
『生臭っ、え、無理。しんど』
渚「僕も言葉が出なくて…。業君いま席外してるから片付けようと思ったんだけどさ、片付けたら片付けたで何されるか分からないし…」
磯「結衣を待ってたんだよ。これを取り除けるのは結衣しかいないって。流石に業も結衣相手じゃ殴ったりしないだろうって。」
『業は、理由もなく人殴ったりしないよ。だからといって、これを取る勇気のある人は居ないだろうけど、ごめん。』
前「え?」
『私、こういう感じのやつ無理。できれば近寄りたくないものなんだよね。』
渚「確かに、結衣は顔がついてるエビとこういう感じのやつ苦手だよね…」
『うん、顔ついてなきゃ食べれるけど、何故盛り付けに顔をのせるのか意味がわからない。ただただ、気持ち悪い』
魚とかは大丈夫。鯛の盛り合わせみたいなのとかはね。
ただエビと、こういった感じの、グロテスクというか、、、なんというか…。
無理なんだよなぁ…。1番無理なのはエビの顔だけど。桜えびとかあーゆう小さいのは平気。でも巨大化すると無理なんだよねぇー。
エビじゃなくて良かったけど、タコの頭に包丁突き刺さってるじゃん?なんかそういうの無理だな、、。触りたくない