第3章 カルマの時間
『もう、業…』
業「ごめんごめん、巻き込んで。こーいうことに巻き込まれるの嫌いなの知っているけどね〜」
『別に…業だからいいよ。けど、明日からは気をつけた方がいいよ。警戒しているあの人ほど殺せないよ。渚とよく情報交換するんだけどね、、。』
業「ふーん。じゃあ、渚君にも聞いてみようかな」
『そうしな。私はこの後少しやることあるからまた明日ね』
業「呼び止めてごめんね。またね〜」
多分明日は今日みたいに絶対上手くいかない。
業の中で前の担任が死んだのは知っている。
あいつは自分の出世しか考えていない人だった。
俺の株が下がるだの、顔に泥を塗るだの…
そんなん塗られて当然な人材だと私は思っている。
あの日、あの場に私は、いなかったことを後悔している。
1番辛い時に業を支えられなかったからね。