銀の鳥に幸せのトリガーを....【ワールドトリガー】
第11章 侵攻前の作戦会議
「つまりは敵の主力はトリオン兵で人型ネイバーは少数だということだな。」
「現在の情報ではそうなる。」
「海影。ブラックトリガーの人数と能力は読み取れそうか?」
レプリカと話終えると忍田は未だにサイドエフェクトを使っている海影に問いかけた。
すると海影はハッとすると首を横に振った。
『......人型が来るのは確実みたいだけど.....数は.....5、いや6?.....かな。でもその中にブラックトリガーは4人来る。能力までは無理っぽい。』
「いや。充分助かった。
では人型ネイバーの参戦も考慮しつつトリオン兵団への対策を中心に防衛体制を詰んでいこう。
三雲くん。
君は爆撃型と偵察型、両方の件を体験している。何かを気づいたことがあったら言ってくれ!」
「は、はい!」
「遊真くんたちには我々の知らない情報の補足をお願いする。
海影はその情報を元にサイドエフェクトでサポートを頼む。」
『「了解了解」』
「さぁ!ネイバーを迎え撃つぞ。」
忍田の言葉で会議が本格的に始まり、会議は数時間にも及んだ。
会議が終わると海影は疲れた様子で自販機の近くにあるソファーへと腰を下ろした。